10月も後半に入り築地市場の魚たちも冬の顔ぶれに変わってきています。 カラスミ用のボラ子もチラホラ登場していますし、鹿児島県串木野からはサヨリの第一報も届きました。 生牡蠣の入荷も始まっていますょ。 昨年から年頭にかけてはノロウィルス渦で牡蠣の不振が続きましたが、結局牡蠣には無関係だったんでとんだ濡れ衣でした。牡蠣って雌雄同体なんだって知ってました? 雌性の強いものと雄性の強いものとがあって、条件次第で性を選ぶというとっても楽しそうな生き物なんです。 何か羨ましいですよね。(笑) 春(5〜6月)に産卵をして、産卵が終わると雌雄がなくなって中性になるんです。 翌年の産卵の前までにあまり栄養を取れなかった牡蠣は雄に、そして栄養をいっぱい取った牡蠣は雌になるんです。 面白いですよね。 牡蠣は低カロリー・低脂肪ながら高タンパクで、ビタミン・鉄分・グリコーゲン・アミノ酸・カルシウム・タウリンなど栄養素をバランス良くたっぷり含んでいて「海のミルク」と言われています。 身体にとって、とっても美味しい食材なのです。 それだけぢゃないんですょ。 牡蠣には海水を浄化する働きがあるんです。 牡蠣は海水中のプランクトンを餌にして大きくなるんですが、栄養を取り入れた後には体内でろ過された海水を大量に排出するんです。 牡蠣1個あたりで、1日最大約100リットルもの海水を浄化します。 凄いですよねぇ〜。 それって、凄すぎません? さあ、シーズン打ち上げってことで鍋パーティーはいつにする? |
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